【税務】国会は付加価値税(VAT)の2％減税に関する決議を採択

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2023/06/29

国会は第5会期第15回国会の決議を採択し、2023年7月1日から12月31日までVAT税率を2％引き下げることを決定した。

したがって、商品・サービスのVAT税率が10％から8%に引き下がる。

ただし、下記の商品・サービスは減税対象外となる。

＜減税対象外の商品・サービス＞

電気通信、情報技術、財政金融活動、銀行、証券、保険、不動産業、金属、金属製品、鉱業製品（石炭鉱業を除く）、コークス、精製石油、化学製品、アルコール・たばこ等の特別消費税が課税される商品・サービス

国会は政府に対して、迅速かつ効果的に実施するために、VAT減税の対象外となる商品・サービスを案内する政令を早急に発行するよう要求している。

VATの2％減税の適用に際し、以下の点にご留意いただきたい。

・VAT減税政策の詳細を案内する政令を確認する。

・VAT申告の誤りを回避するため、販売または購入する商品・サービスがVAT2％の

減税対象となるか否かを慎重に確認する。

・VAT減税政策の適用時点を正確に把握する。

2023年7月1日以前にサービス提供が完了している、または商品の所有権や使用権の移転がある場合、VATは現行通り10％を適用する。

参考法令：

・国会決議43号（43/2022/QH15、1月11日付）

・第5会期第15回国会の決議