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【投資】2024年土地法、投資プロジェクトの実施に伴う土地利用が遅延した場合の新規定
2024/11/07
2024年1月18日、ベトナム国会は改正された「2024年土地法」を公布し、土地使用期間に関する規定を追加した。この改正は、ベトナムにおける日本を含む外国企業の投資プロジェクトに大きな影響を与える内容である。
2013年の土地法と比較して、2024年版では、投資プロジェクトの実施に伴う土地利用に関する規定が厳格化された。81条第8項では、投資プロジェクトに使用する土地に関して、以下の条件が定められている。
・土地引き渡し日から12ヶ月連続で使用されなかった場合、または登録された投資プロジェクトの進歩が24ヶ月遅れた場合、投資家は最大24ヶ月の延長が可能であるが、その間に追加の土地使用料や賃料を国家に支払う義務が発生する。
・延長期間終了後、土地が使用されない場合、政府は補償なしで土地を収用することができる。
今回の土地法改正は、土地利用の遅延に関する規定を明確にし、より厳格に適用することを目的としている。また、2020年投資法との整合性を図ることで、投資プロジェクトの進行における透明性が向上することが期待される。
投資家は土地の使用期限や投資プロジェクトの進捗状況を適切に把握し、収用リスクを回避することが求められる。
参考文献:
・2024年土地法
・2020年投資法
・政令第102/2024/ND-CP号(2024年7月30日発布)