- I-GLOCALは、ベトナムの実務を踏まえた
移転価格リスク評価・文書化を推進します。
移転価格とは
移転単価とは関連者(グループ会社や大株主等)との取引価格のことです。この価格と第三者取引の価格の差を意図的に大きくし、
法人税率が低い国のグループ会社で多額の利益を出し、グループ全体の税額を少なくするといった操作ができないよう、OECDを中心にグローバルでの税規制(移転価格税制)が整備されています。
移転価格に関する税務リスク
ベトナムはOECD非加盟ですが、OECDガイドラインを基本的に準用し、一定の金額基準等を満たすベトナム企業に対して、移転価格文書(ローカルファイル(LF)、マスターファイル(MF)、国別報告書(CbCR)の作成を要求しています。
移転価格文書の作成義務があるにもかかわらず作成していないと、税務局に対してノーガードとなり、税務調査で多額の追徴課税を受けてしまうリスクがあります。
移転価格文書に関する留意点や付随リスク
- 日本親会社は義務がないのに、ベトナム子会社が文書作成対象となるケースあり
- 適切なタックスコンプライアンスがない場合、レピュテーションリスクも懸念される
(移転価格による追徴であっても、「海外子会社で脱税」などと報道される可能性あり)
ベトナム子会社の文書化義務やグループ間の移転価格ポリシーについて、
税務調査が来る前に確認しておく必要があります
I-GLOCALのサポート領域
I-GLOCALはハノイ・ホーチミンに移転価格チームを有しており、日系企業を中心にベトナムで年間100件超の移転価格文書作成を支援しています。
文書化にあたっての留意点や税務調査でフォーカスされやすいポイントなど、実務を踏まえた移転価格リスク評価・文書化を推進します。
主なサービスメニュー
- 移転価格文書作成
- 移転価格税務調査支援 (当社が移転価格文書作成を行ったクライアント様を中心に支援)
- ベンチマーキング調査 (比較対象企業の利益率レンジを算定し、将来の利益率設定に活用)